

何故膝が痛くなるかという問題。
整形外科でよく足に重りをつけて足の運動をさせるという。
これは大腿の筋肉を鍛えるいうこと。
少し有効なのでしょう。
しかし、、、、
腰痛の原因は色々あります。椎間板ヘルニアはよく言われます。
しかし椎間板ヘルニアがあっても痛くない人もいます。
何例もそういう報告をみた事があります。
通常腰痛が有るから検査します。腰痛がなければ検査しない筈です。それなのに
そういう報告があるという事は、多くの人を検査すれば非常に多くのひとで
椎間板ヘルニアがあるにもかかわらず痛みがないという事が
発見されるのではないかと考えられます。
だいたい椎間板は椎骨と椎骨の間のクッションであります。
そんなものがでているからといって痛い訳がないのです。しかし現実に痛い人もいま
す。どいう事か。
背中の施術をしていると、よくお客さんは不整脈が良くなってきたとか
喘息が良くなってきたとか胃の調子が良くなってきたとか、血糖値が
下がってきたとか申します。
それは解剖学的に考えれば納得出来る事です。
心臓も気管支も胃も膵臓も背骨の中にある脊髄の神経支配の下にはたらいているから
です。当然その命令が上手くいかなければはたらけません。
気管支も軟骨と筋肉で出来てます。神経が上手くいかなければ、気管支が
その命令が上手くこなければ、適当な拡張ができずに、ゼイゼイと音を発し
くるしくなります。
交通事故での後遺症で背中が痛いという事もあります。放置すると
次第に背筋が硬くなり神経が圧迫されます。
神経の圧迫は心臓の働きに影響します。また呼吸、胃の調子にも影響します。
私達の体は心臓なら心臓が、気管支なら気管支が、胃なら胃が勝手に
動いているわけではありません。
自律神経、脊髄からの命令により動いております。
その肝心な自律神経の命令が届かなければ十分な働きは出来ません。
神経はその構成要素は筋肉繊維です。
周りが硬くなれば容易に圧迫され命令が届かなくなります。
12月26日来院の若い女性は歩行中に後ろから車にぶつけられ転倒、慶応病院に運ばれて検査されたが頭にも骨にも異常なしとの事だが27日,28日になって全身いたくなってきたので来院。頸、背骨、腰、股関節、膝、足首、全部にズレあり。
痛くて当たり前の状態、整復し、施術するとウソの様に楽になったと言う。
湿布し固定してあげると更にらくになる。
喜んでいたが完全に治った訳ではないので通わないといけないと注意した。
翌々日に来院し、矢張りまた痛みがでてくる。美容の仕事をしていて予約が入って中々休めない。新宿の近くで仕事をして夜に来院しまた鶴見から新宿の近く迄帰ってまた仕事と言う。これでは体が大変、可哀想。
30日来院。今年の仕事は終ったという。施術してなかったらとても仕事のできる状態でなかった。
施術して何とか仕事が出来たのでよかったが、仕事の予約を減らし、施術の予約を増やす様に言う。